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「社員が誇りに思う会社に」アイマーク村松社長〜広報インタビュー

今回は、新しいスタイルの保険と資産運用のサービスを展開している、アイマークの村松社長にインタビューさせていただいた。

アイマークは、静岡県焼津市にある地域密着型の保険代理店。
くわしくはこちらから。

『アイマーク株式会社』ホームページ
http://www.hoken-i-mark.jp/

 

『アイマーク株式会社』は平成18年に保険代理店としてスタート。

社長は『ほけんの窓口』創業直後に、全国展開するフランチャイズの陣頭指揮を取る。その後、経営方針の食い違いで退社、『保険アイマーク』を創業するが、すぐに大変な時期を迎えたという。

 

以前と同じスタンスで広告費や経費を掛け、気がつくと相当な借金を背負い会社が死にかけ、また大病をわずらい、生死をさまよった。

 

「わたしは二度死んだことがあります。一度は病気で生死をさまよい、一度は大変な負債を抱えることになったんです。

 

そのとき、すべてを捨てて一からやりなおそうと決意しました。神様はなぜわたしを生かしたか。その答えは、「お客様のために本当に良いサービスを提供すること。手間がかかってもやり続けることが私が生かされているている使命だと。

わたしは経営者として未熟だし、思いこみも強い。みんなの意見を聴きながらやるしかない、どんどん意見を言ってくれと伝えたら、ようやくみんながついてきてくれました。それがここ三年のことです」

》この会社で力を入れているところはどこでしょうか?

お客様を無視して、自分たちのことだけを考えることは絶対にしません。

 

僕は「徳を積みあげていく」ということを発信できればいいなと思っています。

 

ただ、他の代理店とどこが違うの?ということをうまく伝えられないことのジレンマがあります。

自分たちの違いを発信しなきゃいけない。

それを伝えたいと思って広報をはじめました。

 

》広報はどういう流れで取り入れたのでしょうか?

異業種交流会のご縁で出会った柴田さんと、娘さんの柴田菜々子さんから広報支援コンサルティングを受けてみたいと思ったからです。

 

一年くらいサポートしていただきました。

 

うちは保険がメイン。保険しかできないことがたくさんある。

でも販売者のメリットのために、お客様に押し付けていないの?と疑問に思われてしまう場面もたくさんあります。

 

そんな疑問を抱かせないような提案、お客様のためだけになるような提案が自然に出来るように、徳を積みあげていきたいと思っています。

 

》御社としての課題は、どうやって他社との違いを発信していくか?なんですね。その中で、どうしてうちの広報を選ばれたのでしょうか?

 

柴田さんと話していて、こんなサービスを受けることができるのはチャンスだと直感したからです。どこかのブロガーに書いてもらうのもいいとは思いましたが、お金をはらって書いてもらうのもよくないなと思っていて。

 

広報や広告・宣伝は、ぜんぶ広報といいながら、宣伝部がやっているんだろうと思っていたんですけど、(コンサルを受ける中)実際は総務に近いんですよ、という話をきいて、そうなんだと驚きました。

 

『ほけんの窓口』のころも、広告をガンガン使って営業し来店を促していたんだけど、でもそうじゃなくて、お金を使わずに、この会社の保険なら保険の相談をしたいな、あ、面白い会社あるなと新聞で見る、そんな会社の育て方ができるのなら、そのほうが真実が伝わると思いました。

 

》村松社長のように熱い思いを持っている人ならなおさら広報を取り入れることによって伝わるものが大きいと思いました。実際にコンサルを受け、課題に対してどのような活動をされたのでしょうか?

 

一番具体的なのはママ参観日かな。

これはママが働いている場所に、子供とご主人も出勤して、一緒にお掃除もして、保険の設計をして(お仕事体験)、おこづかいのゲームをやりました。

これ、個性が出たよ!溜め込む子と、ガンガン使う子と笑

そして食事をしてみんなで帰るという、そういう1日でした。

 

それがママ参観日、とても良かった。

 

他には、プレスリリースの出し方を教わりました。そうしたら静岡新聞社さんが来て取材をしてくれた。ああ、こうやると新聞社が動いてくれるんだとわかりましたよ。

 

》あとは広報たんアワードに、社員の方が参加されたのですよね。(広報たんアワードについてはこちら※

https://siz-kouhoutan.jimdofree.com/about-us/%E6%B4%BB%E5%8B%95%E5%AE%9F%E7%B8%BE/awards-2nd/

広報たんアワードに出ることで、広報に力を入れている会社さんと接点をもつことができ、コミュニケーションができました。

ピュアな想いでやっている会社さんがたくさんあるということに気がつきました。

 

御社のおかげでいろんなところに顔を出すことができ、広報やマスコミにも登場することができて、その流れから、今回「子育てに優しい企業」にも認定されたんですよ。先日表彰式にでてきました。

 

われわれが子育てに優しい企業の認定をうけたのは広報活動がきっかけになったんです。


       子育てに優しい企業として認定され、表彰を受けた

》ママ参観日や、新聞などメディアに載ることによって、何か実感されたことはありますか?

 

社員が誇りに思う会社になりつつあるかなと思います。

 

まずは社員が誇りをもってくれること。

そして当然その後は、地域のみなさんにもここがいい会社だと思ってもらうこと。信頼できる会社だと思ってもらうこと。

地域に定着した時に、この街が資産運用で自分たちの生活を豊かにしている地域になるということ、それを証明したいなと思います。

 

》今後の展望はありますか?

自社の理念にもとづいて、経営ができているということを10年くらいかけて証明したいなと思っているんですよ。

その証明ができたころには、この地域が日本をリードする資産運用の街になるんじゃないかな、そんなふうに思っています。

 

》弊社代表柴田が本当に応援したい会社の広報をしたいと言っていましたが、本当にそのとおり、広報で応援したい会社だと思いました。今日はありがとうございました。

 

……現在は広報誌も、まるで海外のタブロイド誌のようなお洒落で素敵なものに一新された。

アイマーク『ありがとう通信』

広報を意識し、新しいスタイルの保険代理店として邁進している。


サードプレイスDラボでは、広報講座も行っています。

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